電動歯ブラシはアメリカのかほり

電動歯ブラシはアメリカのかほり

電動歯ブラシ
幼馴染の“信ちゃん”(しんちゃん)のお家は“アメリカの匂い”がしました。お父さんが某旅行会社にお勤めで、転勤で家族揃ってアメリカに住んでいたのだそうです。

信ちゃんの家に行くと当時、他所では見たこともない大きい冷蔵庫あったり、お父さんお母さんの寝室には、日本の住宅には不釣り合いに大きいダブルベッドがあったりしました。

色々なお宅にお邪魔すると、そのお家ごとに様々なニオイがすることに気付いたことがあるでしょう?信ちゃんのお家は、アメリカに住んでいた頃に買ったと思われる家具や調度品のせいか、実際に他所のお家とは違うニオイがしたのでした。

またクリスマスにはサンタさんからのプレゼントとご両親からのプレゼントの二つを貰えると聞いて、羨ましく思ったりしたものです。

一家が日本に戻ってきてからも、お父さんは度々海外に出張に行かれていたようで、信ちゃんはよく珍しい“アメリカからのおみやげ”を見せてくれました。ウォークマン風(?)のポータブルカセットプレイヤーやらデジタル腕時計やら、アメリカ製のオモチャやら。

その中でも「電動歯ブラシ」は子供心に衝撃的でした

あの「面倒なばかりで大して生産的でもないくせに、毎日実行しないと親にうるさく言われる作業」が電動で出来るのですから。恐らく乾電池式で、今にして思えば「手磨きには遥かに劣る性能」だったに違いないのですが、少年はそんな電動歯ブラシ一本から海の遙か遠くの未だ見ぬアメリカという国に想いを馳せたのです。以来、演出にとって電動歯ブラシは憧れのアイテムでした。

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前置きがエライ長くなりましたが、この度購入したBRAUNオーラルB デンタプライド4000が久々にヒットだったのでちょっぴり紹介します。

電動歯ブラシ自体は以前から使ってました。表紙画像左のナショナル Doltz EW1024です。

コレ、使いに使い続けて恐らく8年ほどお世話になりましたか。初めての電動歯ブラシだったこともあり大して不満もなく使っていたのですが、さすがにバッテリーが寿命のご様子。ボディに<ニッケル水素電池>と書いてあるので、「ニッ水単三入れ替えりゃいいのかな?」と思ってたのだけれど、ネットで調べたらそんなカンタンなものじゃないと。

諦めてオムロン メディクリーン HT-B472(表紙画像右)に買い換えたのが今年の2月末。Doltzが160gに対しオムロン製は重量64gと超軽量。8年の歳月はここまで電動歯ブラシを進化させたかと感激したものです。ノイズも非常に静かですし。amazon価格¥4,509(2013/06/05現在)というのもお手頃。

ところが磨き残しが多いような…?これは電動歯ブラシとしては…というかそもそも歯ブラシとして致命的でしょ。仕事場の仲間が「オムロン製使っててバッテリーが3ヶ月で終了した」と言っていたのも気になっていたところに、演出のオムロン製電動歯ブラシもバッテリーがビミョーな様子に。って、ちょうど使い始めて3ヶ月じゃん!

こりゃ決断せねば、ということで思い切って買い換えました。

BRAUNオーラルB デンタプライド4000

画像右がBRAUNオーラルB デンタプライド4000です。
使ってみて驚愕驚嘆!

重量は161gと、旧Doltzとほぼ同等。ノイズは盛大。使い心地は超ハードボイルド(笑)

と、いいとこなしのようでいて磨き上がりは未体験ゾーン!amazonのレビューでは皆悉く「歯がツルツル!」と記していたけれど本当でした。

BRAUNオーラルB デンタプライド4000

秘密の一端は↑このブラシにあるらしい。なんかラバー製のワイパーとか付いてるし。コイツが<3D丸型回転>とかいう複雑な動きで磨きまくる!「歯茎にやさしい」とかは二の次で、口の中で道路工事かサンバカーニバルでも始まったかというくらいの大騒ぎ(笑)しかし「電動歯ブラシは手磨きに劣る」の常識はもはや過去のものではと思うほどの磨き上がりなのです。ええ。

替えブラシや別機能ブラシを収納できる充電クレードルはミョ~に場所塞ぎだし、有無を言わさず付属してくるトラベルケースは不要だし、替えブラシは意外と高価だしで、ツメは甘いもののこの性能でamazon価格¥11,635(2013/06/05現在)は“買い”でしょっ!

皆さまも是非っ!アメリカのかほりを!

って、BRAUNってドイツ製だしヽ(;´Д`)ノ