ども。演出です。
昨今、長財布がブームだそうで。TVでも見かけましたわ。街でインタビューを受けたヒト達は老いも若きもみんな長財布。なんでも「お金持ちは皆、長財布を使ってる」のだとか。
また、お財布にはいろいろなゲン担ぎやら“まじない”めいたものも多々ありますな。
一ときブームだった風水的「黄色い財布」。今だに見かけます。あと、年中行事のように毎年正月に財布を買い換える習慣のヒトもケッコウいらっしゃるようで。あるいは「買い替え時期は春に。秋は縁起悪し」ってヤツ。「春→張る、秋→空き」なんだとか。それからお札の向きを逆さにするとお金が出て行きにくいなんてーのも。他にも「財布の価格×200＝年収」の法則とかいうのがあるんです？
ワタシもねぇ、スピリチュアルっぽいことダイスキですよ。でもねぇ…バカ言っちゃぁイケない。
財布の色や形でお金が増えたり減ったりするものかーっ！ヽ(`Д´)ﾉ
「 収入-支出＝手元に残るお金 」
どこまで行ってもこれだけじゃいっ！
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つー訳で、演出は長らく同じ財布を使い続けてました。↓コレです。
12、13年使ったと思います。誕生日のプレゼントに頂いて、とても気に入ってました。ボッロボロですがね。こう見えてコレ…
Σ(ﾟДﾟ)
PAUL SMITHです。ワタクシ決してブランド志向のヒトではないんですが。「いいモノを道具としてとことん使う」そういうのが“粋”だと思ってます。ええ。
しかしずっと使い続けて「いい味」をとうに超えてしまったということで数年前から同様のモノを探してたのだけれどね。コレがなかなか見つからない。
コイツもコインポケット付きなんですがね。今どきのコインポケット付き二つ折りウォレットって、札入れと同じ方向にフラップがあるんですわ。コイツはね、フタの向きがウォレットの中央側、つまりウォレットの折り目側にあるの。で演出は今だにその方がゼッタイに使いやすいと思ってる。ところがそういうのって今無いのね。
こりゃ気長に時間かけて探そうと。でも仕事とかでたまに使うちょいパリッとめのシティホテルとかだと人目に晒すのも憚られるように感じるくらいになってきちゃった。「イイ味」つーよりも「50年ものの鮒ずし」みたいな感じ？
とりあえずの緊急避難的妥協の品でも構わんからということで、探しに探してついに買い替えましたです。ええ。
“PORTER CURRENT”
そう、あの吉田カバンのポーターシリーズっす。今じゃ猫も杓子も、鞄といえは“ポーター、ポーター”。演出ってば子供の頃からアカレンジャーよりもアオレンジャー、クルマはトヨタよりも三菱、工具はSnapOnよりKoken（マニアックすか？汗）、長財布よりも二つ折り財布が好きっ。とにかく皆と同じなのがあまり好きじゃないのですが、
「良い道具は(・∀・)ｲｲ!!」
波型エンボスの表皮は、一見ビニール風でいてジツハ本レザー。
カードホルダーはフラップ式2段。フラップ裏はクリアポケット。小さいお子のある所帯持ちはココにお稚児さんの写真なぞお入れでしょうが、演出は運転免許証を入れてます。
コインポケットのフラップ位置だけは、やはりどうしても慣れないかなぁ…。
幣収納部は2室。コレが演出には意外にヨカッタ。自分の財布に「いくら入っているか」なんて、皆さん常にちゃんと把握してらっしゃるんでしょうけどね。「ヘンなとこがいい加減」とよく言われるワタクシはこの2室に万券とそれ以外を分けることで漸く人様並みになれましたです。ええ。(-_-;)
コインポケット裏とカードホルダー裏の2箇所に隠しポケット有り。
ワタクシには隠し事なんて何もアリマセンガ(￣∇￣)
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長財布ってのはスーツを着るときに向いてるんでしょうな。演出の仕事は「スーツ禁止」なので二つ折りのほうがはるかに使い易いのです。が、たまに結婚式やら法事やらで略礼服着ると、この時ばかりは二つ折りは不便。どこのポケットに入れてもモッコリしちゃうの。
要はね、ありきたりの結論なのだけど、「使い易いが一番」。
道具は所詮道具なのだから上手に選んで上手に使いこなしましょと。道具に縛られて、それに生活スタイルの方を合わせるなんて愚かでしょ。ねぇ。
以上、演出でした。