勝浦灯台を後にし、二泊目の宿「紋屋」へ。
ここは野島埼灯台まで400m。部屋から灯台が見える宿ということで決めたんですがね。素晴らしかった!
建物はよく見ると幾らか古い様子なのだけれど、スタッフの方々の心配りが素晴らしいんだわ。それでいて決してそれが手管じゃないところが素敵!
それにお料理がまたエクセレント!お料理を頂きながら思わず「どんな料理の鉄人が作ってるんだろう?」と何度も呟いてました。ここ、料理屋じゃなくて旅館ですよ。料理屋でもこんなに隙がなく完璧な美味しいお料理にお目にかかったことありません。演出はゼッタイまたココ行きます。ええ。
これ、部屋からの眺望です。これが一晩中楽しめるんだから。素敵でしょ?
昼に降っていた雨も上がり、チェックインしてから夕食まで時間があったので、灯台までお散歩することに。
キレイでしょう~?美しいでしょう~?1920×1200の壁紙サイズにしてあるので、よかったらどうぞお持ち帰りください(笑)
黄昏時の野島埼灯台をご堪能ください(笑)これも壁紙サイズです。
岩場の上にベンチがありまして。カップルでここに座って夕陽だか朝陽だかを二人で見ると幸せになれるとかなんとか…。ワタクシそういうのは全く興味ないのでスンマセン、調べてみてください(笑)
で、この岩場の上に陣取りまして三脚を立て撮ってきたものでこんなの↓創ってみました。
最近、台本からも離れているし。腕が鈍るといけないので、腕ならしに映像やってみました。灯台に灯が灯る瞬間を見たことがありますか?ツレに寒い思いをさせながら粘りに粘った甲斐あって、いい画が撮れたと思います。せっかくのHD画質なので、よろしければ全画面でどうぞ。風防にレンズが光と影を落とす様まで見て取れます。
↑コレiPhoneで撮ってみたんですが、あいぽんスゴイ(・∀・)!ケッコウいい画撮れるじゃん!
翌日は快晴。ご覧のとおり雲ひとつ無い青空に白亜の灯台が良く映えます。
他所の一般公開されている灯台もそうですが、野島埼灯台にも資料館が併設されています。ちょっと中を見てみましょうか。
野島埼灯台は、フランス人技術者ヴェルニー(Francois Leonce Verny)らによって設計され、1870年に観音埼灯台に続いて国内の洋式灯台として2番目に初点灯した灯台です。が、初代は関東大震災で倒壊。現存のものは震災後再建されたものです。ちなみに初代の観音埼灯台もヴェルニーの設計によるものです。
これが灯台のレンズですわ。展示品は玄界灘 烏帽子島灯台に設置されていたものなのですが、野島埼灯台では同等の「第2等フレネル式レンズ」を使用してます。
さてここでクイズ。灯台の光源は電球なわけですが、その電球って何ワットぐらいのものでしょう?↑の方のiPhoneで撮った写真みたいに、すげービーム飛ばしてるぐらいだし。ちょ~電気喰いそう。ヒントとしては「光度120万カンデラ」「光達距離17海里(約32km)」です。やっぱすげー電気喰いそう。
↓答えです。
Σ(゚Д゚;エーッ!
たったの「250W」!しかも100Vだし(-_-;)
まあこれを2本使ったとして500W。家庭用のよくある電源タップに「1500Wまで」って書いてあるから、あれに野島埼灯台3基繋げられます(笑)
あ~、他にもネタあるんですが、一番好きな野島埼灯台のことなのでついつい長くなり過ぎたようで。ここらへんで。次回は灯台巡りシリーズついに完結!(するはず…)
つづく…