富浦に一泊した翌朝、まずは洲埼灯台を目指します。場所がわからない方。“チーバくんのつま先”といえばお分かりでしょうか。チーバくんを知らない方には余計わかりにくいですか(笑)
途中変わった名前の場所発見。
「見物海岸」ですか。なかなか風光明媚ではあるものの、特別見どころがあるようには…。調べてみましたら何の事はない、「見物」という地名だそうです(笑)
さて見物海岸から5分もかからず洲埼灯台(すのさきとうだい)に到着。
あいにくの天気だったんですがね。評判通り、ここからの景色はなかなかのもの。この洲埼灯台と三浦半島の剱埼灯台を結ぶ線が太平洋と東京湾の境界になっているという、地味ながらも重要な灯台であります。
話がカタイですか?^_^; ではキャッチーなところで言うと、AKB48のメジャーデビュー曲「会いたかった」のPVはここで撮影されました。
んでワタクシ、ここ洲埼灯台の模型持っております。
どうですか。ちゃんとLEDが点灯します。こうして実物と比べて初めて気が付きましたが、ラダー(はしご)の位置が前後逆だし。しかも実物はレンズ部背面にカバーがあるじゃんヽ(;´Д`)ノ まあ自分が造ったんじゃないんで…。
さてさてこの後、安房神社にご挨拶に行ったのですが、このくだりは紙面の都合で省略。
続けて、今回の旅行での演出的メイン「野島埼灯台」でゆっくりじっくりの予定だったのだけれど、なにせ雨が降ったり止んだりのあいにくの天気だし。次の日に行くつもりだった勝浦灯台に先に行ってしまおうと。
勝浦まで約60km。オフシーズンとはいえ房総の海沿いの道はなかなかのスローペース。ようやく辿り着いた場所からの望洋の景色はまさに絶景。
観光とは易経に曰く「観国之光」(くにのひかりをみる)を思い出しました。こういう観光地化されておらず、あまり人が訪れないところにもまだまだ美しい場所があるんですね~。
勝浦灯台は一般公開されていないので、近づくのはここまでが精一杯なんですがね。なかなか美しいじゃありませんか。
こんなに険しい場所で毎夜ひっそりと光を送り続けているんですね。現在は国内の灯台は全て全自動化されているんですが、有人管理していた時代、灯台守とそのご家族のご苦労は大変なものだったんでしょうな…。
さて、次回は怒涛の「野島埼灯台」であります!
つづく…