春の灯台巡り 5(ついに完結 笑)

春の灯台巡り 5(ついに完結 笑)

犬吠埼灯台

本シリーズも長くなってしまいましたが、いよいよ締めくくりです。
最後は太東埼灯台(たいとうさきとうだい)であります。
(↑のタイトル画は犬吠埼灯台です。念のため)

太東埼灯台は例の“チーバくん”で例えると“肩の辺り”にあります(笑)

太東埼灯台

内部の一般公開はされてませんし見た目も地味な灯台ですが、ここからの景色はまた素晴らしかった!あまりに素晴らしくてすっかり写真撮るの忘れました(笑)
画像で見るとまるで山の中に立ってるように見えるのは、初代が海岸侵食で倒壊が危ぶまれたため、100m後方の現在の位置に建てなおされたからです。
さて、旅はココで終了。のハズでした。が、まだ日も高いし。

犬吠埼灯台、行っちゃう~?

時刻は14:10。カーナビに相談したら到着は17:30。一般公開灯台の閉館時間は16:00なんでね。「今回は入館はムリだね」とか言いながら出発。実際、九十九里有料道路なんかもあるけど、ここいらの海沿いの道はずっと単車線なんで、地元の軽トラとかにアタマを抑えられてペースは上がらないのが常なんすわ。とか言いながらアクセルペダルは踏み込み気味。

んで、着いてみたらば時刻は…15:52!わずか1.7Hで走破しちゃったしΣ(゚Д゚;エーッ!

GoogleMapとかで距離測って平均車速とか計算することはご遠慮ください(笑)

犬吠埼灯台壁紙

この日はとても風が強くて、まさに雲ひとつない好天でしたのでね。きれいな写真が撮れましたよ。コイツも壁紙サイズにしてあるのでよろしければお持ち帰りを(笑)

犬吠埼灯台 資料館

併設の資料館内部は↑こんな感じ。

第一等レンズってこんなデカいのっ!?Σ(゚Д゚)

コイツは沖ノ島灯台(福岡県)で2007年まで約100年間使用されていたものだとか。一等レンズと回転装置を組み合わせて展示しているのは、全国でもこの犬吠埼灯台資料館だけだそうです、はい。

滑り込み入館したものの、あまりゆっくりしてらんないんです。入り口のおばちゃんが、ワタシらが出てくの待ってますから。写真バシャバシャ撮って大騒ぎしてたんで「灯台マニアかぁ」(笑)と大目に見てくれてたみたいでしたが。待ってる間にあまりに手持ち無沙汰だったのか、おばちゃんたら敷地内の草むしりとか始めちゃうし(笑) おばちゃん、ゴメンなさい(。-人-。)

これにて「春の灯台巡り」は終了であります。

さて、締めくくりに今回の旅での“獲物”も交えて、演出が持ってる灯台関連グッズを紹介しましょう
(´・∀・`)ヘー

灯台グッズ

こんなカンジ。

モントーク岬灯台 模型

↑コイツは米国ニューヨーク州、ロングアイランドの突端にあるモントーク岬灯台(Montauk Point Lighthouse)。のHarbour Lights社製ミニチュアレプリカっす。

ニューヨーク州最古の灯台ですって。紙面とコピーライト関連の都合でココへの掲載は省きますが、ぜひ調べて実物の写真を見てみてくださいな。「威風堂々としたアメリカの頑固爺」みたいな美しい灯台ですよ。

モントーク岬灯台 模型

この模型ね、量産品のくせにディテールの作り込みがなかなかスゴイんですわ。まあ¥7,500もしましたが(笑)

ペギーズコーヴ

コレ、ペギーズコーヴ灯台(Peggy’s Cove Lighthouse)って言います。Peggy’s Coveはカナダの東部にある、人口わずか50人の漁村だそうです。映画「ハナミズキ」に登場した灯台として、灯台ファン以外にも注目されているようですが。真っ赤な帽子が可愛らしいですな(*^^*)

コイツもHarbour Lights社製ですが、左のちっちゃい方は前出「Lighthouse Keeper」さんオリジナルの携帯ストラップです。

超ミニチュア灯台

↑コレはねえ、5cm長の流木片の上に造った灯台の超ミニジオラマです。灯台部分の高さはジャスト10mm!!

ひと目で気に入ったものの、¥2,000というプライスタグに怯んでいると、Lighthouse Keeperの店主さんが

それ、作るの相当大変みたいですよ、ええ…

買った!

思わず買ってしまいました…(-_-;)

灯台レンズミニチュアレプリカ

↑コレが店主さんから「Harbour Lights社倒産情報」を引き出すきっかけになったミニチュアレンズレプリカです。高さ6cmほど。知らない人が見たら何がなんだかわからんシロモノでしょうなぁ。しかも何だかわかったところで興味のない人には理解不能なんだろなぁ…(~_~;)

塩屋埼灯台 模型

コイツは塩屋埼灯台(福島県)のプラスティック製模型です。
コイツも↓こんな風に…

塩屋埼灯台 模型 点灯

点灯します(・∀・)

ここにはまだ行ったことないんですがね。多くの日本人の心象風景にあるというか、たぶん多くの日本人が灯台と聞いて思い浮かべるのが、このカタチじゃないですかねえ。此度の震災で被害を受け長らく一般公開を中止されていたんですが、復旧工事を終え今年の2月から公開再開してます。

そうそう、この模型ですが「マツ・モデルデザイン」というところの製品です。日本国内で灯台模型を手がける数少ないモデルハウスさんです。先の洲埼灯台の模型も実はマツ・モデルデザインさん謹製の品であります。リンク先にとんで頂くとわかりますが「計器盤、照準器、灯台」といったなかなかシブい品揃え。もはやニッチというよりマイナー(^_^;) しかし灯台ファンとしてはホントに有難い!是非、野島埼灯台もラインナップしていただきたい!(松野さん、気長に待ってますので…)

さてさてさて、ここまでお付き合い頂いて、お気づきの方、疑問に思っている方、おられますかね?

「観音埼、洲埼、野島埼、太東埼、犬吠埼…」

“埼”じゃなくて“崎”じゃねーの?

仰るとおり。これに関しては海上保安庁 海洋情報部が、その公式サイト内「海の相談室FAQ集」ページに明確に記しています。

引用すると長いのでリンク先見てください(笑)

要は「海に突き出てれば“埼”その地質が石だったら“碕”平野に山が突き出す鼻が“崎”、ついでに“岬”は“御崎”」ということでありますな。

え~、ちょっと長くなり過ぎましたが。芝居屋らしく“コトバ”にこだわってみせたところでお開きでございます。長らくお付き合い頂きましてありがとうございました(・∀・)

(今度は“秋の灯台巡り”…かな…笑)