演出さまの知恵袋(Bremboキャリパー レストア編 笑)

演出さまの知恵袋(Bremboキャリパー レストア編 笑)

BremboキャリバーBefore
ども。演出です。
だいぶ春らしくなってまいりました今日この頃。そろそろ庭いじりなんかされる方も多いんじゃないでしょうか。演出は“睡蓮鉢いじり”やりますが、ちょっと時期的にまだ早いので、ここらで“クルマいじり”などを。

クルマわからんヒトにはまたまたサッパリな話題ではありますが、演出の愛車のブレーキキャリパーは純正でBrembo入ってます。真っ赤なBlemboキャリパー、カッコイイですよね。でも永く使ってるとブレーキダストで激しく汚れ、また熱が入ったりしてタイトル画のように「汚らしいピンク」みたいに色が飛んじゃってお困りの方、多いと思います。(んなわきゃーない 笑)

性能的には問題ないんでね。「塗装するか?」とか考えましたけど。せっかくの「Brembo」ロゴが消えちゃうし。どうしたものか。

で、よ~く観察するとね。退色の大本の原因はたぶん“熱”なんだけど。塗色そのものが変色してるんじゃなくて、表面のクリア層が剥がれてるんですわ。

んで早速実行。やってみました。パーツクリーナー(ブレーキクリーナー)のロング缶(840mlとか)をキャリパー1個に付き1本、たっぷり使って歯ブラシでゴシゴシ。結果ご覧のとおり。

Bremboキャリバー清掃

汚れ落としただけでも随分色が戻りましたわ。

つづけて、所どころ変質してモロくなってるクリア層が残ってるんで、可能な限り削り落とします。削り落とすには、赤い塗色を傷つけないように、樹脂製のトリムリムーバーかなんかが最適かと思います。そう言いながら演出はマイナスドライバーでカリカリやりましたが(笑)

最後にクリアースプレーを吹いて…

BremboキャリバーAfter

完成。カンタンでしょ?ちゃんとBremboロゴも残ってます

ローターとパッドもついでに交換してますけど。まるで新品。クルマ屋である演出の仕事仲間も「Σ(゚Д゚;エーッ!交換しちゃったのー!?」と叫んだくらいのカ~ンペキな仕上がり。

演出はクルマ屋といってもメカニックじゃないんですがね。レースメカニックとか、ショップ経営してる連中が、このレストア方法にはしきりに感心しとりましたですよ

v( ̄∇ ̄)

数点、注意を。クリアーは「耐熱」性のモノを使ってください。ブレーキキャリパーって意外に熱が入るんで。

それからクリア塗装は周囲へのマスキングちゃんとやってください。「変なところが雑」と言われる演出は、新品のローターとパッド組んで、キャリパーも定位置(要は写真の状態)でマスキングせずに塗装して走り出したら、ブレーキ効きませんでした。(当たり前だ ^_^;)

それからブレーキ周りは重要保安部品です。国家試験に合格した自動車整備士でないとアンタッチャブルな部分ですのでご留意を。

以上、演出でした。ヾ(* ̄▽ ̄*)