PC緊急手術っ

PC緊急手術っ

PC緊急手術
ども。演出です。
いやぁブログの更新、すっかりサボってしまいました。

今年は東京モーターショーがあったものでね。普段は自動車業界の人である演出は、ちょ~多忙だったわけです。言い訳です。スンマセンm(_ _;)m

ちょっと古いネタなのですがね。一部の方には「こういうこともあるものか」と、きっと参考になると思い、記しておきます。

ある日のことです。演出が普段メインで使っているPCは自作なんですがね。コイツの調子がどうもおかしい。なんかサクサク動かない。待たされるんだ。ミョーに。VISTA OSなんで画面右側にサイドバーがあって。そん中にCPUメータを置いてあるのだけれど。見るとコイツがブン回りっぱなしなんだ。ずーっと100%。

まあPCってそういうもんだし。ねえ。デジタルなくせに「妙に曖昧で、振る舞いは鷹揚」みたいなトコあるでしょ。で、躊躇なく再起動。

そしたら「ERROR! CPU OVER Temperature」メッセージ。

え~…ヽ(;´Д`)ノ

咄嗟に、昨夜PCケース内から「カッ」という異音が聞こえたことを思い出しましたよ。ええ。

ところが再起動すると問題なく使用可能。

何だったんだべ…?

さて翌日。メールの処理をしてたのかエロ画像収拾でもしてたのか(笑)忘れましたが。PC使ってたらまたしても様子がおかしい。で再起動するとやはり「ERROR! CPU OVER Temperature」。

CPU温度をモニタしてみるとコア4つとも80~95℃(-_-;)

クーリングファン壊れて止まってるとか…?

点検と清掃を兼ねてケースを開けたらね。見つけちゃいました。

CPUクーラー固定ピン折れ

クーラーの固定ピンが折れとるがな ∑( ̄□ ̄;

しかも4本中、隣り合う角の2本。画像で言うと奥側2本が正常で、手前側2本が折れてる状態です。

つまりつまり、対角ならまだしも、隣り合う角の2本のピンが折れたことで、クーラー(ヒートシンク+クーリングファン)がCPUから半分浮いてたのですな。
こりゃ冷えんがな(´・ω・`)

2本ってのは別にして、このピンが折れるってのは割とよくあることのようですな。まあプラスチックだし。演出の場合マザボ交換とかの際に何度か取り外したりしてたので余計にね。

さてどうしたものか。カネは掛けたくない、でもこんなトラブルもうイヤだ。
んで、ネット上を彷徨いながらいろいろ物色していたところ、見つけました。

AINEX製 LGA用バックプレート リテールクーラー用 BS-775

AINEX製 LGA用バックプレート リテールクーラー用 BS-775

得意技のお馴染みAmazonで680円也。

コレ、要は金属製のピンとそれを固定するバックプレートのキットです。

ところで上記の商品名見て「まだ775?」とか思ったアナタ。PCマニアですね(笑)

はい。演出のマシンは未だにLGA775ソケットで現役です。組み立て当初から、当時まだやや高価だったSSD導入の恩恵で全くストレス無く日々稼働しております。しかも重いと不評のVISTA OSで(笑)

さてキットの組付け作業開始。まずはマザーを一度剥がさないと。

AINEX製 LGA用バックプレート リテールクーラー用 BS-775

剥がしたマザーの裏側からバックプレートを貼付します。バックプレートには両面テープが付いてるので楽チン楽チン。

マザーのオモテ面はこんな感じ。

バックプレートネジ穴

赤丸の部分が金属ピンを固定するネジ穴ですな。

この部分がガイドにもなるので先ほどのバックプレート貼付もズレることなくジャストフィットします。

次はプラピンを外して金属ピンに交換。

CPUクーラー金属ピン交換

プラピンの外し方が少々厄介だったりとか、金属ピンの組付けはスプリングやEリングがかなり固くてなかなか往生するくだりはこの作業のクライマックスなのですが、このブログがPCマニアのブログでなく、あくまでも劇団のブログだという理由で省略します(笑)

続けます。

んで、もともと付いてたグリスがカピカピになってるので付け直し、ネジネジ固定。

CPUクーラー金属ピン

と、あっという間に完成(笑)

まあ実際には、マザーボードを外すところまでやらねばならないし、清掃しながらなので作業時間30~40分程でしょうか。

さあ、電源ぶち込んで起動。CPU温度は…概ね50~60℃

ああ、全然違うんじゃん。

VISTA OSデビューの年に組んだので、このマシンもう既に6年。こんな感じでたぶんまだ2~3年は使うんだろうなぁ…。